俺はランニング日記まで公開しているので、いずれ分かってしまうから先に話してしまうが、今週の火曜からちょっと調子が悪い。
初めは酒の呑み過ぎだろう、的な感じで楽観視していたのだが、日が経ってもめまいが治まる気配がない。整骨院でふと血圧を測ってみたら、マッサージ前なのに上が150〜160、下が100〜110もある。
元々低い方ではなかったのだが、ここまで高い自分の血圧を見たのは始めてで、正直驚いた。
当然、ランニングは休み。
翌朝測ってみたら、更に20程高い。
これは何かあると、急遽、かかりつけの医院へ。
何と今日から高血圧の治療を始めることになった。
血圧が高いと何が困るって、メシや酒が飲めない事よりも、トレーニング出来ない事の方がでかい。
とにかく、先生の話を守って、一日もランニングが出来る血圧域まで戻さねば。
まず、塩分。
酒はしばらくお預け。
走り続ける為には、今は最優先事項。
余りに悲しいので、先週末にやってきた「最後の佐々木勝雄を飲む会」の写真を。
平成14(2002)年冬醸造、15(2003)年春出荷(これを通称「14BY」という)。
写真の通り、何と「生酒」の7年古酒。
ウィスキーの7〜8年ものはまだまだ若い者がほとんどだが、日本酒のそれは、完全に若い角は取れ、熟成香のみが際立つものが多い。
正直「うまい」のかと問われると、かなり個人差が出る。
ちなみに俺は「好んで」は飲む事はない。
さて、この利いた感じだが、「強い熟成香」は殆ど無く、逆にフレッシュさがまだ残っている中に、落ち着いた香りが漂うという感じ。
回りくどかったが、要するに「うまい」のだ。
当時からこのお酒に敬意を表して「化け物ののような酒」と勝手に呼んでいたが、その凄さを改めて感じさせてもらえる日となった。
ちなみにもう一枚。
これは、佐々木勝雄さんのお弟子さん「神(じん)」さんが作られた19BYの大吟醸。
全国新酒鑑評会で金賞を取った酒。
もちろんこちらも逸品。
新旧対決という、もう二度と出来ない、極めて贅沢な飲み会だった。
また、みんなで楽しい飲み会が出来るよう、身体を直さねば。